概要
中古車輸出業の実務講座の募集要項
本講座の目的中古車輸出業の実務講座は自動車のことも、輸出のことも『しろうと』の貴方を、中古車輸出で独立起業できる水準にまで指導することを目的に作られています。
この有望なマーケットを日本人が守り続けるためにも、ある程度の知識と志を持った優秀な同業者が数多く誕生して欲しい。本講座を受講された方の中から多くの志の高い日本の商社が誕生してくれることを願っております。
【好機!】中古車輸出ノウハウ公開
-横浜貿易株式会社 社長・三橋宣男-
この5年間で倍増の年間100万台市場と急成長中の中古車輸出業界。1988年、まだ市場も15万程度だった当時に参入を果たした。いまや業界でも草分け的な存在だ。「自動車輸出をちゃんとしたビジネスにしたい」。一つの信念を経営に貫き通す。
「中古車輸出はもうかるらしいですよ」。知り合いの自動車ディーラーの一言に、ピンとくるものがあった。参入後やがて分かったのは「スクラップ同然の車を“メイド・イン・ジャパン”の高品質車と称し、高値で売りさばく不届き者がいる」という実態。その多くは輸出国から買い付けに来た外国人だった。「このままだと高性能を誇る日本車のイメージが悪くなる。日本人が肩身の狭い思いで日本製中古車を売る羽目になる」“憂国”にも似た優しい感情に突き動かされ、取引の正常化の旗振り役となった。
まずは優良業者のネットワーク形成と中古車輸出業の認知度アップなどを狙い、業界全体の設立に参画。96年、日本中古車輸出業協同組合を誕生させた。設立当初から理事を務め、英国などの新市場開拓や盗難車、違法改造車など不正輸出の撲滅に力を注ぐ。
次に挑んだのが人材育成だ。独自の通信教育「中古車輸出業の実務講座」を99年に始めた。ビデオなども含めた豊富なテキスト類はすべて手作り。中古車輸出のノウハウを余すところなく公開した。当初、誰もが秘密にしておきたい商売の手の内を明かすことに「あいつはおかしいのか?」と冷ややかな同業者も多かった。しかし、「世界中どこに行っても勝負でき、高い志を持った輸出商を育てたい。それが業界の発展にもつながる」と意に介さなかった。最近は「簡単に独立開業!ウハウハもうかる」などと触れ込んだセミナーや通信教育も増えてきたが、「決して甘い世界じゃない」と“厳しさ”も包み隠さず教える。
これまで市場の伸びにも踊らされず、堅実経営に徹してきた。つらい経験があるからだ。
かつては海産物問屋、飲食店チェーンなどと幅広い事業に手を出していたが、急激な拡大で資金繰りが悪化、社員の横領などの不運も重なり、倒産の憂き目にあった。「手形の一部が暴力団関係者に回り、自宅や両親の家までも失った。組事務所に監禁されたこともある」。中古車輸出は“倒産地獄”からの再起をかけた事業だった。
やっと分かったことがある。「“社会貢献欲”が“私欲”を超えた時、ビジネスも自然に成長していく」と。(中山忠夫)
三橋・宣男(みつはし・のぶお)
慶大商卒。海産物商などの事業で一時は年商38億円に達したが1987年倒産。翌年に中古車輸出業を始め、90年に法人化。通信教育はこれまで600人以上が受講。電話でのアフターフォローにも定評がある。中には5年以上、面倒を見続けている教え子も。
2006年11月22日(水) フジサンケイ ビジネスアイ13面より


