自動車輸出のビジネス講座

中古車輸出サプライズ

平成17年式のランクルが新車価格を上回る価格で落札される! 平成17年式のランドクルーザーバンが新車価格を上回る価格でオートオークションで落札されている。 これも中古車輸出向けならでは。パキスタンでは、新車よりも平成17年4月まの年式が狙い目なのだ! 関税が50%近くも安くなるためである。同国バイヤーにたずねると、平成17年4月までのトヨタ車なら乗用車も需要が多いという。

アジア・オセアニア圏
バングラデシュ 右ハンドル年式規制4年未満 去年14288台前年比35.3%増 スリランカ 25786台の前年比46.9%増 アジアでも日本の中古車は需要が高くさらに増加と予想 アジア各国も、政府や政権により、輸入規制がクルクル変わるのではなく、ニュージーランドのように中古車品質検査制度、 輸入業者の登録制による不正業者への対応等の仕組みづくりが重要

アフリカ圏
アフリカはもっていけば必ず売れるが、輸送に21日掛かる。日本の査定協会の検査が必要でどうしても薄利多売になる。トラック、バンは規制なし

中近東、イスラム、ロシア圏
ロシアは今富山がすごい。ロシア極東から、チーク材を運んできた復路に日本の中古車を積み込む。 安くて、性能の良い日本の中古車を飛行機で来て、貨物船で車を運ぶディーラーも多い。富山は日本の中古車輸出の拠点のひとつ。 最近では、うわさを聞きつけ、ロシア以外、ニュージーランドやオーストラリアからのディーラーも多い。

南アメリカ圏
チリは原則として、中古車の輸入は禁止だが、例外的に2箇所あるフリーゾーンを再輸出基地として開放している。 ボリビアは高地であるため、ステーションワゴンの96年式以降のガソリン車が人気だ。パラグアイは97年式のディーゼル車で、1BOX、カローラワゴンなどは個人タクシーとして引き合いが高い。

パーツの出回り量が少ない車は敬遠されがち。チリまでの運搬は、専用船で月1回。日数で21〜25日かかる。一時期、チリ向け輸出は過熱気味であったが、 次第に沈静化。薄利多売になってきているので、撤退する人も増えているという。

中古車輸出
中古車の輸出は、輸出国の年式規制、月によっても価格が大きく変わるが、国内では考えられない相場展開も見逃せない。 以前は安ければなんでも売れたが、今は中古車も吟味されるようになってきた。最近の傾向は低価格帯中心のアフリカ諸国向けが 増加傾向にあるほか、国民の所得レベルが上がり、ロシアも活性化している。中近東は、ランクルやプラドが中心だか、グレードの高いモノ、皮装備、フル装備でないと売れないも面白い。